「ワールドコインには興味があるけど、プライバシーが不安・・・」と思ってる人はいませんか。
たしかに虹彩スキャンってちょっと怖いですよね。
では、実際のところプライバシーは安全なのでしょうか。
私自身は、そんなに心配しなくていいと思ってます。
理由は次の2つです。
(1)第三者機関による監査を受けている点
2024年3月、WorldcoinがWorldcoin orb privacy and security audit reportというリリースを出しました。
これによると、セキュリティ企業Trail of Bits社が、Orbのソフトウェアがちゃんと動いてるか?怪しいところはないか?などの監査を行ったとのことです。
結論として、現状よりもさらにセキュリティを強化する方法があるという指摘はあったものの、Worldcoinが作ったソフトウェアのソースコードに脆弱性はなく、虹彩データを目的外の変なことなどに使っていないことが検証されました。
以前からWorldcoinは「変なことはしてない」と主張してきましたが、それが裏付けられたことになります。
Worldcoinは今後も、他の複数の第三者機関によるセキュリティ評価を継続し、監査を受けていくと発表しています。
Worldcoinが健全に発達するにあたって、セキュリティは非常に重要なポイントです。
この点、Worldcoinがこのようなセキュリティ監査を受け続けていく方針であることは、個人情報保護の観点から見ても評価できます。
(2)オープンソース化を進めていく点
Worldcoinは、Worldcoin Foundation open sources core components of the Orb’s softwareというリリースで、Orbのソフトウェアをオープンソース化し、GitHubなどで一般公開していく旨を発表しました。
これによって、透明性が向上します。
ソースコードが公開されると、いろんな人のチェックに晒されるようになるからです。
もしユーザーの個人情報を流出させるような変なコードが入っていたら、チェックされてしまいます。
Worldcoinは他にも、、個人情報をユーザーが直接管理できるようにするなど、プライバシーの懸念を解消する施策をいくつか行っています。
私自身はセキュリティの専門家ではありませんが、Worldcoinが上記のような努力をしていることを鑑みると、プライバシーの問題や虹彩データの流出リスクは低く、そんなに心配しなくていいだろうなと思いました。